昨日、凪の日の時化の日も共に頑張ってくれた第十一北洋丸を嫁に出しました。

漁師は船を売却することを「嫁に出す」と言います。
平成12年から20年間乗ってきた船なので、 寂しい気持ちと安心した気持ちはまさに娘を嫁に出す気持ちと同じです。

増毛に向けて斜里港を出港した船を眺めながら、
20年の月日に思いを馳せつつ、新たな地で活躍することを祈りました。
嬉しいことに、大漁の願いをこめて、
名前もそのまま「第十一北洋丸」で使っていただけるとのことでした。
良い人に引き渡すことができ、とても嬉しい気持ちになりました。
ありがとう第十一北洋丸!元気で頑張れ〜!