6月29日発行の水産新聞に取り上げていただきました。
以下記事の内容です。(一部抜粋)
斜里第一漁協所属・(有)北洋共同漁業部(伊藤正吉代表)の定置船「第二十一北洋丸」(アルミ製18トン)がこのほど竣工した。速力・積載能力の向上や安定性・作業性・操船性などを追求。定置網の設置作業で7月からデビューし、8月の建マス漁や、水揚げ日本一を誇る秋サケ漁を盛り上げる。
国の「漁船リース業」を活用。(株)北村鉄工所(網走市)が受注し形原造船(株)(愛知県蒲部市)が建造した。全長24.65メートル、全幅4.8メートル。主機はヤンマー6EY17W –G(連続定格出力809キロワット)
2000年建造の先代船(第十一北洋丸)よりエンジンを大型化し、速力は16ノットから24ノットにアップ。魚槽の積載容量も25トンから35トンに増強し、海水電解殺菌装置((有)エスティテクノス製)の搭載と併せて漁獲効率と鮮度・衛生管理の向上につなげていく。
また、船首と、新たに船尾にもサイドスラスターを各1基装備。「各船導入しており、今や漁船は横に動く時代」と伊藤代表。定置網へのアプローチや離接岸などで機動力の発揮に期待を寄せる。
6月5日に地元・斜里漁港に雄姿を披露。船名の「第二十一」は「令和2年の1番最初ということもかけた」と説明。「近年水揚げが落ち込んでおり、今年こそは回復することを切望している。浜を盛り上げるよう乗組員一同努めていきたい」と力を込める。
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